第1回スーパーユーザー(低真空電子顕微鏡)認定式開催
8月2日(木)、工学部大会議室にて第1回スーパーユーザー(低真空電子顕微鏡)認定式が行われました。
平成30年度文部科学省「設備サポートセンター整備事業」に富山大学が採択され、同年4月に「設備サポートマネジメントオフィス」が設置されました。これは本学にある研究設備の共用化を一層推進し学内外で最大活用することで、研究?教育の高度化?支援や地元産業の振興に貢献すべく設置されたものです。
この活動の一環として、分析装置のスーパーユーザーを養成するプログラムを実施しています。このプログラムでは、座学で測定原理の理解、高度な研究に活用可能な測定を行う工夫や結果の解析法を学び、実習で装置の基本的なメンテナンスや操作を要因とするトラブルへの対応を身に着け、最終試験に合格するとスーパーユーザーとして認定されます。
今回6名の学生が低真空電顕微鏡を対象としたスーパーユーザー1期生に応募し、6月~7月の講習、実習を経て、無事認定試験に合格し、スーパーユーザーとして認定されました。今後、各自の研究のレベルアップや他の慣れないユーザーの支援?指導や依頼測定、メンテナンス?トラブル対応等への活躍が期待されます。
本プログラムでは、今後他のいろいろな装置で、また対象も学生だけでなく研究者?技術職員や学外企業の技術者へと展開し、さらに活発化していく予定です。