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個人情報を含むUSBメモリの紛失について

本学の教員が、本学学生の個人情報を保存したUSBメモリを紛失したことが判明いたしました。
関係の皆様には、多大なご心配とご迷惑をおかけすることとなりましたことを深くお詫び申し上げます。

当該教員は、令和元年8月23日から8月26日までの間において、資料収集目的での外出先又は学内のいずれかで本学学生の個人情報が保存されたUSBメモリを紛失しました。紛失判明後ただちに学内各所の捜索、公共交通機関への問合せ、警察への遺失届を行いましたが、現時点において発見には至っておりません。

本学では個人情報の学外への持出しを原則禁止しており、学外に持出す際は、保護管理者(部局長)の許可を得ることとしておりますが、当該教員は持出しに当たり保護管理者の許可を得ていませんでした。また、紛失したUSBメモリ及び保存されていたファイルにはパスワードロック等の対策が施されていませんでした。

紛失したUSBメモリに保存されていた個人情報等の内容は、平成30年度及び令和元年度に当該教員が担当していた教養教育科目の受講学生320名分の学籍番号、氏名、所属学部、当該授業科目の出欠記録です。(USBメモリには、研究成果をまとめた研究ノート及び講義資料のデータも保存されていましたが、これらには個人情報は含まれていませんでした。)

該当する学生の皆さまには、謝罪及び経緯説明の文書をお送りし、万が一、このことによる被害が発生した場合は、直ちに本学まで連絡いただくようご案内しております。なお、これまでに情報漏えいや不正使用の事実は確認されていません。

本学では、個人情報の取扱いについて、研修、学内通知、会議等を通じて教職員への意識啓発を行ってきたところですが、今回このような事態が発生したことは、極めて重大な問題であると受け止めております。 今後、個人情報の取扱いについて、教職員のより一層の意識向上を図り、再発防止に努めて参ります。

令和元年8月30日
富山大学長
齋藤 滋