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令和6年度ダイバーシティ?シンポジウムを開催

2025年1月15日(水)に、本学极速体育直播,极速体育appで、令和6年度ダイバーシティ?シンポジウムを開催しました。
多様性を尊重し、それぞれが能力を発揮して活躍できる環境づくりを目的としてダイバーシティ推進センターが主催したもので、学生や教職員、一般を含む約200名の参加がありました。

シンポジウムの講師、ピアニストの西川悟平さんは、脳神経の病気「ジストニア」を患った影響で、左手は動かせる指が人差し指と親指に限られ、右手と合わせて7本の指で演奏活動を続けています。
公演では、病気で指が動かせなくなったころ、うまく弾くという考え方からひとつの音にどれだけの魂や愛を込められるかを意識するように変化し、自分の色を見つけたことで世界に活動を広げられるようになったと話しました。また、自分の夢を明確にイメージし言葉に出し続け、2021年の東京パラリンピック閉会式でグランドフィナーレの演奏という夢が叶ったことを話し、諦めないことの大切さを伝えました。

質疑応答では、西川さんの話を聞いて勇気をもらった学生たちが、続々と手を挙げて自分の「夢宣言」を行い、「ピアノが弾けるようになりたい」と宣言した学生と西川さんが連弾をする場面もありました。
一人一人が自分らしさを大切に、そして人の自分らしさを尊重する、ウェルビーイングに溢れた社会を創るための有意義な時間となりました。