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富山大学大学院医学薬学研究部(医学)生化学講座 井ノ口 馨 教授が第16回高峰記念第一三共賞を受賞

富山大学大学院医学薬学研究部(医学)生化学講座 井ノ口 馨 教授が、「記憶の連合とアイデンティティの物理化学的実体とメカニズムに関する研究」で、第16回高峰記念第一三共賞(賞状、賞牌並びに副賞1,000万円)を受賞することとなりました。

高峰記念第一三共賞は(旧)三共株式会社の初代社長?高峰譲吉博士の研究業績を顕彰して命名された賞で、「生命科学特に疾病の予防と治療に関する諸分野の基礎的研究並びに臨床への応用的研究において、その進歩?発展に顕著な功績をあげ、現在活発な研究活動を行っており、今後の一層の活躍が期待される日本国内在住の研究者」に対して授与され、毎年1名が受賞しています。
井ノ口教授は、「記憶の連合とアイデンティティと云う、心理学的概念であった脳の機能を物理化学的実体に基づいて理解する道を切り拓き、神経科学的な証明を与えてきたこと等」が独創的であると高く評価されて受賞にいたりました。

贈呈式は、2月8日(金)18時から、東京會舘にて行われます。