TOPICS

富山大学和漢医薬学総合研究所が令和2年度第2回東西医薬学交流セミナーを開催

富山大学和漢医薬学総合研究所は、「令和2年度第2回東西医薬学交流セミナー」を2021年2月10日に開催し、薬学を学ぶ学生及び研究者等30名が参加しました。

東西医薬学交流セミナーは、和漢医薬学総合研究所と富山大学医学部?薬学部?附属病院との部局横断的なセミナーとして開催しており、今回は、医学部医学科産科婦人科学講座の中島彰俊教授が『パクリタキセル誘導筋肉痛?関節痛に関する芍薬甘草湯の効果に関する臨床試験について』と題して、講演を行いました。講演後は和漢薬を用いた治験等に関する質疑応答が活発に行われ、非常に有意義な機会となりました。

セミナーは今後も和漢医薬学総合研究所臨床応用部門?和漢医薬教育研修センターが中心となって、トランスレーショナルリサーチに繋がる共同研究の推進や、和漢医薬学に関する教育?研究力の向上を目指し、継続して実施します。

また本セミナー開催に先だち、和漢医薬学総合研究所で推進している重点研究プロジェクトのうち「未病?予防先制医療研究」、「資源開発研究」に参画している2名の研究員による「研究プロジェクト成果発表会」を開催し、研究の進捗状況を発表しました。