富山大学 薬学部 学部案内2025
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123454皆さんも、歴史ある「くすりの富山」で、薬師を目指しませんか? 本学薬学部では、薬を学び薬剤師や創薬研究者として活躍する意欲がある方々を、いつでも歓迎しています。皆様とお会いできることを、心より楽しみにしています。1893(明治26)年8月3日共立富山薬学校が設立。1897(明治30)年11月1日市立移管。富山市立富山薬学校に。1900(明治33)年5月2日富山県富山市立富山薬業学校に改称。1906(明治39)年12月14日県立移管決定。富山県立薬業学校に。1909(明治42)年7月17日全国で初の公立薬学専門学校に昇格。富山県立薬学専門学校と称することに。1910(明治43)年4月1日富山県立薬学専門学校が開校。■11920(大正9)年12月1日薬学専門学校が官立に。官立富山薬学専門学校となる。■21945(昭和20)年8月2日第二次世界大戦による戦火で校舎が消失。1947(昭和22)年4月15日奥田(現?富山市奥田町)に実習室三棟などが竣工。戦災より復興する。■31949(昭和24)年5月31日1963(昭和38)年4月1日薬学部附属和漢薬研究施設を新設。1975(昭和50)年10月1日2005(平成17)年10月1日2006(平成18)年4月1日2022(令和4)年4月1日富山は、300年以上におよぶ薬の歴史を有しており、製薬系企業をはじめとした薬産業の集積地で、「薬都」とよばれています。富山大学薬学部は、そのような伝統ある土地で唯一の薬学部であり、薬のプロフェッショナルである「薬師」を育成しています。本学薬学部のスローガンは、「崇き連峰 薬師への挑戦」です。富山県には、高い立山連峰がそびえ立ち、そこには人の挑戦心をかき立てる崇高さがあります。そして連峰の南側には薬師岳があり、まさに薬学を学び「薬師」を目指すための目標であるかのようです。「崇き連峰」には薬学を学んでいく上での数多くの難題の意味を込めており、「薬師」に到達するためのチャレンジを、このスローガンは表しています。富山大学薬学部には、6年制の薬学科と、4年制の創薬科学科の2学科があります。薬学科は、薬を知り適正使用する薬剤師の育成を目的とし、主に病院や薬局、薬事行政機関などで活躍することができます。そして創薬科学科は、薬を知り新薬を創出する創薬研究者の育成を目的とし、主に製薬企業や化学メーカーなどの研究者として活躍できます。いずれも、人の健康に貢献する薬のプロフェッショナルであり、しっかりとした医療人マインドと研究力を有する人材養成に重きをおいています。富山大学薬学部設立。当時の、富山薬学専門学校、富山高等学校、富山師範学校、富山青年師範学校、高岡工業専門学校の5つの県内の学校が再編し、富山大学となった。富山医科薬科大学が設置。一県一医科大学構想のもと、医学部と薬学部からなる国立大学で唯一の医科薬科大学が誕生した(現在の杉谷キャンパス)。■4国立大学法人富山大学(新?富山大学)薬学部設置。当時、県内にあった3大学(富山医科薬科大学、富山大学、高岡短期大学)の再編により新しい富山大学が誕生。■5薬学部を改組、創薬科学科(4年制)と薬学科(6年制)を設置。薬学研究科が、医学薬学教育部と医学薬学研究部に。医学薬学教育部には、創薬科学科卒業生のための博士前期課程(2年制)、博士後期課程(3年制)、薬学科卒業生のための博士課程(4年制)を設置。大学院(修士課程)を改組。医?薬?看護が密接に連携した総合医薬学研究科と理?工と連携した医薬理工学環を設置。学部長からのメッセージ「くすりの富山」で薬学を学ぼう! 富山大学薬学部長 松 谷 裕 二沿革

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