大学概要2024
14/60

13Outline of University of Toyama 2024「データサイエンス教育」「アクティブ?ラーニング」「英語教育」を教育の3本柱として推進データサイエンス教育の推進:社会に必要な“データやデジタル技術を使いこなす力”の養成 富山大学では、数理?データサイエンスに関する基礎力を培うために関連する授業科目を体系化した「数理?データサイエンス?AI教育プログラム」を全ての学部学生に提供します。1年次に必修科目「情報処理」でパソコンの基本的な使い方や、数理?データサイエンスに関する基本を学びます。その後は、数理?データサイエンスに関する科目群の中から、興味?関心のある科目を選択履修し、知識の幅を広げることができます。2年次以降は、各学部の専門教育の中で、それぞれの専門性を反映した科目が用意されています。関心があれば他学部が開講する科目も履修することができます。*「富山大学数理? データサイエンス?Al教育プログラム」は、文部科学省「数理? データサイエンス? Al教育プログラム認定制度(リテラシーレベル及び応用基礎レベル)」に認定されています。●地域や社会のニーズにも対応?金沢大学との教員養成における共同教育課程の設置 それぞれの大学が持つ強みを組み合わせ、複雑化する現代的教育課題や子どもの成長の各段階に対応できる教員を養成。?心理学コースの充実(公認心理師養成課程の体制整備) 富山県唯一の公認心理師養成課程の体制を整備。?地域の薬剤師不足解消のため薬学部薬学科の定員増 薬剤師不足という地域ニーズに応えるため薬学科の定員増を図ったほか、県内高等学校等出身者を対象とした「総合型選抜(地域枠)」を新たに創設し、県内企業や行政と連携した教育を実施し県内への定着を促しています。アクティブ?ラーニングの推進:自ら考え自ら学び、課題解決に繋げる“姿勢”の確立 富山大学では、「学生の主体的な学びを促す」ことを、全学における教育目標とし、教員による一方向的な講義形式の教育と異なる、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授?学習法である「アクティブ?ラーニング」の推進を、全学的に進めています。グループワークやディスカッション、反転授業、PBL型授業等の手法も取り入れながら、学生が自ら考え課題を解決に導く能力の修得を目指しています。アクティブ?ラーニング導入率は、2022年度の後期では73%まで広がっています。英語教育の推進:グローバルな世界で通用する“スキル”の獲得?1年次 年2回のTOEIC試験を実施 1年次生を対象に、入学直後の4月とその翌年の1月に、TOEIC-IPテストを実施します。?テーマ別クラスの開設 1年次の後期にテーマ別クラスを開設します。教員の専門性や得意分野を生かした授業が展開され、学生は自分の興味?関心によりクラスを選択し、各テーマに沿って英語を学びます。これらの授業を通して、2年次以降の専門課程に資する英語力の獲得を目指します。?いつでもどこでも英語学習 各自の目的?レベルに合わせて英語学習ができるe‐ラーニングシステム「ALC NetAcademy NEXT」を導入しています。いつでもどこでも無料で英語学習ができます。?教養教育修了時に短期海外派遣プログラムを実施 教養教育が終了する3月に、60名程度の学生を選抜し海外の教育機関へ派遣する、学部1年生限定の短期海外派遣プログラムを実施しています。研修費用については大学からの補助もあり、教養教育で身につけた英語力をより向上させるための、実践的な機会を設けています。学部?教養教育院

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る