研 究富山型資源循環モデル創出を目指した産官学金連携アルミリサイクル共創拠点を整備富山大学独自のコア技術を結集し、极速体育直播,极速体育appの多種の変異株感染を防御できる ヒト?スーパー中和抗体を新規に取得研 究 富山大学学術研究部医学系(臨床分子病態検査学講座)仁井見英樹准教授、(免疫学講座)岸裕幸教授、小澤龍彦准教授、(微生物学講座)森永芳智教授、(感染症学講座)山本善裕教授、同学術研究部工学系(遺伝情報工学講座)磯部正治教授、黒澤信幸教授、富山県衛生研究所ウイルス部の谷英樹部長らの共同研究グループは、1つの抗体で极速体育直播,极速体育app(SARS-CoV-2)の野生株だけでなく、多種の変異株(アルファ株、ベータ株、ガンマ株、カッパ株、デルタ株、エプシロン株、オミクロン株)を防御できる(図1)高力価なヒト型?モノクローナル中和抗体(開発番号:UT28K)を新たに取得し、2021年に人工的な抗体作出に成功しました。 この中和抗体(UT28K)は「1つの抗体で多種の変異株の感染を阻害できる」現時点で最も理想的な抗体 であることから「スーパー中和抗体」と命名しました。 2022年5月には、富山大学先端抗体医薬開発センターが中心となり複数の国内研究機関と協力しながら极速体育直播,极速体育app感染症の治療に役立つ中和抗体製剤の実用化を目指しています。 富山大学では、経済産業省令和3年度「産学連携推進事業費補助金(地域の中核大学の産学融合拠点の整備)」事業の採択を受け、本学高岡キャンパス内に先進軽金属材料国際研究機構共同研究棟を新設する予定です。リサイクルアルミの研究推進を通じて呉西地区から富山県、ひいては日本のアルミニウム産業の活性化に貢献します。この研究拠点では、DXに対応したアルミリサイクル技術実証?検証ミニプラント「Plant Zero」を設置します。また、建物内には、全国から共同利用?共同研究のため来学した研究者や学生が滞在し、研究を遂行することができる「共同利用研究室」や、学生や教員、企業の研究者が気軽に集い、情報交換やディスカッション等の交流の場となる「コラボスペース/コラボラウンジ」、地域の企業等が入居し、リサイクル等に関する共同研究を進めることができる「オープンラボ」等を設置する予定です。 アルミニウム産業は、自動車の軽量化等カーボンニュートラルを支え、今後の成長が見込まれる成長産業ですが、日本ではアルミニウム地金の全量を輸入に頼っており、経済安全保障上の脆弱性を内在しています。 本学は地域の産官学金総動員により、「リサイクルアルミ」でこの問題の解決を目指します。3トピックスOutline of University of Toyama 2022
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