就職の手引き
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47 教員になるためには、学士?修士等の学位を有するとともに、自身が目指す校種等の教員免許状を取得することが必要です。 各自治体や私立学校が行う教員採用のための検査?試験等は、各校種?教科等の区分ごとに行われることが多いので、自身がどの校種?教科等の教員を目指すかをはっきりさせておくことが大切です。■公立学校の教員公立学校の教員は、各都道府県及び政令指定都市等の教育委員会が行う「教員採用選考検査」又は「教員採用候補者選考試験」などにより採用されます。したがって、志望者はすべてこの教員採用選考試験を受けることが必要です。試験方法は、各自治体によって異なりますが、1次?2次による選考方法をとっているところが多いようです。(ア)募集要項等の配布募集要項等の公表は、各自治体によって、その時期も方法も異なります。志望する都道府県及び政令指定都市等の教育委員会のウェブサイト等をこまめに確認し、受験資格、募集校種、試験日程、試験内容、出願手続きなどを早めに確かめておきましょう。(イ)試験日これまでは多くの自治体が7月を中心に1次試験(筆記?実技など)を行い、後日、1次試験の合格者に対して8月から9月を中心に2次試験(面接?論作文など)を実施していましたが、教員採用選考試験の早期化が進み、申込や試験の時期が前倒しとなる傾向があります。常に最新の情報を確認しましょう。(ウ)試験内容試験内容は筆記試験、論作文、実技試験、面接及び適性検査などが標準的です。◎筆記試験筆記試験は一般教養、教職教養(教職専門)、専門教科などが行われるのが一般的です。2 教員について

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