キャンパスガイド2025
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大学での学修近年、研究者による研究活動上の不正行為に関して数多くの報道がなされています。また、大学生が授業の課題として出されたレポートの作成に際し、インターネット上で公開されている他人の文章を無断借用し、厳しい処分を受ける事例も報告されています。研究活動は、理系?文系を問わず、学部そして大学院の全ての学生が取組むものです。学生の皆さんも、研究倫理を遵守することは研究に携わる者の社会的責任であることを自覚し、充実した実りある学生生活を送っていただきたいと考えます。研究不正防止について、理解を深めましょう。故意又は研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠ったことによる、投稿論文など発表された研究成果の中に示されたデータや調査結果等の捏造(ねつぞう)、改ざん及び盗用です。捏造(ねつぞう): 架空のデータ、研究成果等を作成すること。改ざん: 研究資料?機器?過程を変更する操作を行い、データ、画像など、研究活動によって得られた結果等を真正でないものに加工すること。盗用: 他の研究者のアイデア、分析?解析方法、データ、研究結果、論文又は用語を当該研究者の了解、又は適正な表示なく流用すること。その他、研究者の倫理又は行動規範に著しく反する行為二重投稿:印刷物あるいは電子媒体を問わず、すでに出版された、ないしは、他の学術誌に投稿中の論文と本質的に同一の内容の原稿をオリジナル論文として投稿すること。不適切なオーサーシップ: 論文著作者が適正に公表されていないこと。※研究不正行為の定義は「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(平成26年8月26日文部科学大臣決定)より引用。レポート等で盗用(剽窃)を避けるために定期試験に代えて実施されるレポートや論文において、盗用(剽窃)等の不正行為が明らかであれば、定期試験での不正行為(カンニング)と同様の処分(その科目のみならず当該期の全登録科目の不合格や停学処分等)の対象となることがあります。「他者の先行研究の文章を借用したときは、引用符を付ける」、「長い引用をするときは、例えば、一行あけてインデントを使って分かりやすくする」など、適切な表示を行ってください。「意図的にやったのではなく、不注意によるものだ」、「偶然の一致だ」、「自分も同じ意見だから、(注釈)はいらない」などの意見は受け入れられないことを理解しておいてください。59(1) 研究活動に求められる社会規範(2) 研究活動上の不正行為とは16研究倫理

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