学 長 齋 藤 滋2025年度の新入生の皆さん、富山大学入学、誠におめでとうございます。皆さんはこれから始まる大学生活にワクワクしていることと思います。大学では、教員から受動的に学ぶのではなく、教員から教えていただいたことを発展させ、仲間と協力して学びを深めていただきたいと願っています。富山大学では教育の3本柱をたてています。1つ目は課題解決型学習です。共通のテーマ(課題)を学部横断的に複数の学生が議論した上で、総合的な見地から課題を解決するという手法を身につけていただきたいと思います。科学が急速に高度に発展したため、複数の各領域のスペシャリストが協議して、お互いの専門分野の知識を活かして問題解決する手法で、就職した際にそのスキルは必須です。2つ目はデータサイエンス教育です。社会にあるビッグデータを基に課題を明確にし、その解決策を立案し、実行する過程で、データサイエンスは必須です。本学では2020年度から1年生でのデータサイエンスを必須とし、2021年には文部科学省から数理?データサイエンス?AI教育のリテラシーレベルに認定され、2023年には全国の23大学にしか認定されていないリテラシーレベルプラスにも認定されました。文系、理系ともに必要なスキルですので、ぜひとも修得して社会で活躍できる人材になって下さい。大学院修士課程、博士課程の教育も文部科学省からの補助を受け、高度情報人材育成にも取り組んでいます。3つ目は英語教育の充実です。Webで簡単に海外の方と会話できるようになったので、グローバル化が一気に進み、海外の方とのコミュニケーションを図るために英会話能力は必須となりました。そのために入学時と1年生12月ならびに3年生(医学科は4年生)に全員にTOEIC試験を行います。入学時と比べて富山大学の学修で、どれくらいの英語力が上達したかを確認して下さい。また1年次の3月ならびに3~4年生の期間に短期海外研修(留学)を行っていますので、海外での学びも体験して下さい。大学時代は自身の人生を考え未来への挑戦を開始する、とても重要な時期です。また在学中は、生涯の友人が出来る貴重な時です。富山大学は総合大学ですので、他学部の学生とも交流を持っていただき、友人を増やすとともに、多彩な才能をお互いに認めあい、相互理解を深め、皆さんの人間性を高めていただきたいと願っています。また、インターンシップの活用や地元企業の訪問等、将来の自身の働き方を見つめる時間としても大いに役立てていただきたいと思っています。私は、富山大学を「おもしろい大学」にしたいと思っていますので、主役である皆さんを精一杯サポートし、満足していただけるように努力いたします。学生との対話を毎年行っていますので、皆さんからも建設的な意見をどんどん発信して下さい。学生?教員?事務職員が協力し、皆さんの意見を教育現場に反映することで、富山大学をよりおもしろく、魅力溢れる大学にしていきたいと願っています。皆さんのこれからの学生生活が、有意義なものになることを期待しています。1学長挨拶新入生の皆さんへ
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